よくあるご質問

Q. がんであるリスクとはどのようなことですか？詳細を開く ↓

リスクとは、確率、可能性、危険性などと呼ばれいているもので、がんであるか否かをはっきりと判断するものではありません。AICSは、それぞれのがんについて、がんである確率を0.0～10.0の数値（AICS値）で報告します。また、このAICS値からリスクを判断する目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」分類され、がんであるリスクの傾向が3段階で示されます。

Q. ランク別の、がんであるリスク（確率）はどのくらいですか？詳細を開く ↓

一般の方ががんである確率は、統計的に約1/1,000（1,000人に1人）といわれています。
AICSにおける、ランク別の、がんであるおおよその確率は以下のとおりです。

例えば、胃がんにおいて「ランクA」となった場合、がんである確率は1/3,200となり、同じ「ランクA」となった3,200人の中1人の確率でがんである可能性を示します。「ランクB」では1/625、「ランクC」では1/98となり、「ランクA」「ランクB」「ランクC」の順でがんである確率が高くなることを示します。
また、一般の方ががんであるリスクを1とした場合、胃がんにおける「ランクB」は1.6倍、「ランクC」では10.2倍のリスクがあるといえます（【　】内の数値）。

Q. 「ランクA」であれば、がんではないのでしょうか？
また「ランクC」であればがんなの？詳細を開く ↓

この検査は、がんであるリスクを予測する検査で、がんであるか否かをはっきりと判断するものではありません。
がんであるリスクが0の人はいませんので、「ランクA」でも、がんでないとは言いきれませんし、「ランクB」や「ランクC」であっても、必ずがんであるということではありません。
また、血液中のアミノ酸濃度は、さまざまな原因で変化しますので、がん以外の病気でもAICS値が高くなり、「ランクB」や「ランクC」になる場合があります。

AICSは、その他の検査結果とともに総合的に判断されるものです。リスクに対する考え方や感じ方は個人により異なりますので、リスクに対する判断や精密検査を行うかは、受診した医療機関の医師とご相談ください。

Q. AICSを受診すれば、他のがんに対する検査は必要ないですか？詳細を開く ↓

AICSは、今までのがん検診とは異なり、血液中のアミノ酸濃度からがんのリスクを予測する新しい検査です。
今までのがんに対する検査と併用することで、がんを見つけだせる可能性が高くなると考えられます。
その他の検査も受診されるかは、医療機関の医師とご相談ください。

Q. AICSは1度検査をすれば良いのでしょうか？詳細を開く ↓

この検査は、採血を行った時の、がんであるリスクを予測する検査です。
生涯に渡ってのリスクを予測するものではありませんので、定期的な検査をお勧めいたします。